こんにちは。オオサワ創研の伊藤です。
今回はお見積り提出のときのことをお伝えしようと思います。
金額の話は、話しづらい部分ではありますが、大事なことなのでしっかりとお客様にお伝えしていきましょう。
概算金額を伝える
「工事にどれくらいかかるだろうか?」という質問は、お客様から様々な場面で聞かれます。
最初にお会いしたとき、打ち合わせ中、などなどありますが、それは、お客様にとって気になってしょうがないことのひとつだからです。
そのときには、100万円~200万円といった感じで幅を持たせた概算金額としてお伝えします。
それは、商品や工事内容、お客様のおうちの状態など様々な要因によって変わってくるためです。
それでも概算金額をお伝えすることで、お客様も「あーやっぱりそれぐらいかかるよね」とイメージしてくださいます。
お客様の思いを反映したプランが完成し、概算金額をお伝えして、
大丈夫そうであれば、詳細なお見積を作成して提出しましょう。
お見積り提出
お見積が完成したら、お客様にご説明します。
金額をお伝えしたときのお客様の反応はどうでしょうか。
「思った以上にかかるのね」
「思っていたよりも安いかも」
どうしてこの金額になるのか分かりやすいように、
解体作業でこれぐらいかかり……と工事手順を細かく噛み砕いて、お見積りには記載しています。
高いと思っていたお客様も、詳しい内容や必要性(長く安心して住んでいく為に)を説明すると、そうだよね、と納得してくれます。
優先順位をつける
お客様の思いをすべて反映させた、お見積り金額では、事前にお伝えした概算金額を上回ってしまうこともあるでしょう。
そのときはどうするか。
商品のグレードを下げたりするのも手ですが、後悔につながりやすいので気をつけましょう。
そこで、お客様にとって本当に必要な工事はどれか、優先順位を考えてもらいます。
雨漏りしているのであれば、最優先は雨漏りを止めることだから、エクステリアはまた次回にしよう、といった感じでお客様と話し合っていきます。
グレードを下げるのではなく、時期を見て行うようにいったん置いておくのです。
プランを直して、見積りを修正したりして、お客様からOKを貰えたら、いよいよ契約を結ぶ段階になります。
緊張するときですが、すでにお見積り書提出のときにOKを貰えていたりすると、気を楽にして臨めるのではないでしょうか。
それだけプランやお見積りをしっかり行うことが大事なのがわかると思います。
それでは、次回は「契約」についてご説明します。
アドバイザーの仕事の流れ
4.お見積り提出