今日は、入社後の研修のひとつ「見積の作り方」についてお伝えします。
見積は、お客様に気にいってもらったリフォームプランを実行するといくらになるかを記載したものです。
見積を提出する前にも、打ち合わせのときに概算としておおよその金額を伝えていますので、工事内容の確認のために使うことも多いです。
契約で使うのはもちろん、材料を発注するときにも使いますのでしっかり身につけていきましょう。
見積の作り方について
見積の作り方は、上司や先輩社員に教わります。
入社後研修のこの時点では、見積ソフトの簡単な使い方と、ざっくりとした作り方のみの説明になります。
なぜなら、家によって必要となる工事も変わってきますし、すべてを一度に説明するのは難しいからです。
トイレ工事を担当するようになればトイレ工事を、お風呂工事を担当するようになればお風呂工事の見積をと段階に応じて学んでいただきます。
各工事ごとに雛形を用意しています。
お客様が望むプランに応じて、不要な工事を削除したり、工事を追加したりと、カスタマイズしながら次第にひとりで作ることができるようになっていきます。
見積に書くもの
さて、見積に「お風呂工事 一式 200万円」とだけ書かれていたら、お客様の立場だったらどうでしょうか。
「どんな工事をしてくれるんだろうか?」と不安になると思いませんか。
この工事は行います。
この部分は行いません。
と、どこまで工事をするのか見積を確認しながらご説明し、お客様にもしっかりと納得していただくことで、工事が始まってからのすれ違いを少なくできます。
しっかりと説明出来るように、
見積には、工事内容を具体的に書き出し、金額を併記していきます。
工事には専門用語が多くなってしまいがちなので、必要に応じて補足を加えた分かりやすい見積書を目指します。
一度にすべてをしようとすると大変ですが、営業同行、現場同行で学んだ知識は、見積作成でも活かされます。
次回は、実際に自分が中心となってお客様とお話をする「網戸交換」の紹介をしたいと思います。
以上、オオサワ創研の伊藤でした。
入社後研修
5.見積の作り方