こんにちは。
オオサワ創研の伊藤です。
今日は、営業研修のひとつである「ロープレ」についてお話しようと思います。
ロープレは、「ロールプレイング」を略したもので、役割を演じるといった意味になります。
例えば、お客様役とアドバイザー側に分かれて、ヒアリングの練習をするといった感じです。
定期的に朝礼の後に行うこともあれば、空いている先輩をつかまえて(アポを取る練習にもなる)ロープレに付き合ってもらったりと、
新入社員と先輩がロープレしている光景を見かけることも多いです。
では、何の為にロープレをするのでしょうか。
ロープレの目的とは
ロープレの目的とは簡単に言うと個人のスキルアップのためです。それは会社全体のレベルを上げることにもつながってきます。
いくら商品知識を詰め込んだとしても、お客様に伝わらなければ意味がありません。
営業同行でも様々な場面についていくのですが、実際に話すわけではないので、ロープレではそれらの場面を切り取って練習します。
営業同行のときに、自分ならこう話す、こう切り返すと考えていることを試してみるチャンスですね。
いきなりお客様の前で話そうとすると緊張してしまい、何を話していいのか忘れてしまうかもしれません。
そうならないためにも、落ち着いて話せる自分を自分の中に用意しておくことです。
そのためにはロープレを繰り返すことが重要だと考えます。
ロープレで得られること
度胸がつく
ロープレの目的でもお伝えしたように、度胸がつく、もっと言えば慣れることがあると思います。
初めてする仕事と、何度かやったことがある仕事では、後者のほうが落ち着いて取り組めるのではないでしょうか。
「慣れる」ことで、お客様の話をより傾聴できるように「成れる」と思います。
先輩のスキルを体験することが出来る。
ロープレの中では、アドバイザー役だけでなく、お客様側を担当することがあります。
先輩の聞く姿勢や質問の仕方、身振り手振りなど参考にあることはたくさんあります。
あ、この仕草はもっとお客様としては話したくなるな、こういう引き出しもあるのか、と驚くことも多いでしょう。
意地悪な質問をしてみたら、先輩はどう切り返してくるでしょうか。
フィードバック
そして最後に、フィードバックをもらえるということが挙げられます。
自分がロープレで感じたことに加え、先輩の視点からの感想を共有していきます。
良かった点、悪かった点、改善したほうが良い点など、整理していきましょう。
自分自身のことは意外と分からないものです。
先輩からのアドバイスが正論過ぎると、心に痛いこともあるかもしれませんが、それも新入社員に成長しようと思っての一言です。
どうでも良かったら、無難な感想で流してしまうでしょうからね。
最後に
いかがだったでしょうか。
ロープレについての抵抗が少しは和らいでくれたら嬉しいです。
就職活動中も、先生やキャリアセンターの担当者と面接の練習(ロープレ)をしていた方もいると思います。
ロープレは緊張するものです。
ですが、その緊張を持って初心を忘れず、いま出来ることに励んでいきましょう。
以上、オオサワ創研の伊藤でした。
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