こんにちは。
オオサワ創研の伊藤です。
10月1日から広島の最低賃金が引き上げられました。
844円になり、改正前に比べて26円ほど上がることになります。
この額は中国地方では1位であり、全国で見ても三重県の846円に次いで
11位となっています。
広島県が思ったより高い位置にいてびっくりです。
最低賃金が上がることで、今までよりも消費や貯蓄に回せるお金が増えていくことが期待されます。
生活水準を現状維持して、かつ物価が上がらなければ、ですが。
会社側としては人件費がかかってしまい、アルバイトやパートさん中心で回している会社にとっては大変かもしれません。
オオサワ創研の賃金額を計算してみる。
さて、せっかくなので、オオサワ創研の新卒初任給(22歳アドバイザー)で時給額を計算してみたいと思います。
・月給:211,250円
(営業手当、固定残業手当などは含めていますが、
家族手当や車両手当、資格手当などは含んでいません)
・平均所定労働時間/月:168.39時間
・時間額:1,254円
よって、最低賃金844円よりも410円高いという結果になりました。
最低賃金が影響するのは、アルバイトやパートさん向けだと思いますが、
計算してみたら実は正社員なのに下回ってた、なんてこともあるかもしれません。
就職や転職する前にはチェックしておくといいかもしれませんね。
以下、計算に役立つサイトを載せておきます。
最低賃金をチェックするにはコチラ。
https://pc.saiteichingin.info/check/analyze.php
県別の最低賃金をチェックするにはコチラ
https://pc.saiteichingin.info/
特定(産業別)最低賃金とは。
最低賃金についてもうひとつだけ。
最低賃金には種類があることをご存知ですか?
「特定(産業別)最低賃金」といい、
特定の産業に従事する労働者の方を対象に設定されています。
たいていが地域別最低賃金より上回っているのですが、
改正などにより地域別最低賃金より下回ってしまった場合は、
地域最低賃金が優先されます。
例えば、小売業には時間額838円が設定されていましたが、
今回の改正で地域別最低賃金を下回ってしまったため、
10月からは844円が適用されるようになります。
まとめ
以上のように、最低賃金というものは県別に、そして産業別に設定されています。
就職や転職の会社を選ぶ上で、給与を見比べることが多いと思います。
会社それぞれで手当や基本給など違います。
こっちの会社にはこの手当があって、こっちの会社にはこの手当がない、など、
単純に見比べてみても分かりにくいものです。
基本給と確実にもらえる手当を合計し、時間額を求めてみるのもひとつの手ではないでしょうか。
時間額として「数字」で出てきますからね。
※とはいえ、目に見えない良さもそれぞれの会社にはありますから、あくまで基準のひとつとして考えましょう。
以上、オオサワ創研の伊藤でした。