こんにちは。
オオサワ創研の伊藤です。
今日は、少しだけ自分語りをしてみようと思う。
○入社して
私は、広報部として中途で入社しました。
チラシの作成や、HPの修正など最初は広報としての仕事を中心に覚えていきます。
何とかこなせるようになってきて、ふと前を向いたら上司が忙しそうにしている。
山積みの書類に囲まれ、毎日夜遅くまで残業していた。
人数が増えてきた時期でもあり、管理や雑務など大変だったのだと思う。
自分の仕事で手一杯だったこともあるが、見て見ぬ振りをしていたのがホントのとこだ。
そんなときに社長の言葉を思い出した。
確か、新入社員の入社式での言葉だったように思う。
「毎日、同じことをやっているだけでは成長しない。むしろ年を重ねていく分、衰退と同じだ」
ちょっと言葉は正確ではないかもしれませんが、こんな感じにとらえていました。
当時はそこまで響かなかった(自分のことと認識できていなかったのだろう)が、
そのときには強い衝撃を持って言葉がよみがえってきた。
「……これ、やってもいいですか?」
簡単に出来そうな業務に、思い切って手を出してみた。
上司の負担を少しでも減らせないかなと思っての行動だったのかもしれない。
これが総務の仕事の始まりである。
そのときの上司の表情は覚えていないけれど、
それから小さなことから任せてもらえるようになり、
今までよりも色んな人と電話やメールでやり取りすることも増えてきた。
入社して4年が経過した今では、人事やリフォーマー学校(職人を育てる学校)の事務局も担当させてもらっています。
あのとき手を上げていなければ、自分は果たしてどういう仕事をしていただろうか。
なんて思う秋の夜でした。
○まとめ
1年目はまず、目の前のことに一生懸命になりましょう。
余裕が持てるようになれば、少し視点をあげてみてください。
自分に出来そうな仕事はないか、困っていそうなことはないかと、先輩や上司の仕事を観察してみる。
そして、出来そうなことからでよいので「やってみてもいいですか?」と切り出すのだ。
先輩の上司も、より違う仕事に注力できるようになることだろう。
あるいは、上司から今までやったことがない仕事を頼まれることもあるだろう。
そのときに「やったことないから」と拒否しないであげて欲しい。
やったことがないのは当然なのだから。
「君なら頑張ったら出来ると思うんだ。やってみないか?」という問いかけに
「出来ません」と返事が返ってきたときの上司の気持ちは推し量れることだろう。
そして、そう答えてしまった人の成長はそこで止まる。
仕事を頼まれることも減り、似たような仕事の繰り返しだ。
出来ることしかしないのだから当然である。
いずれ後輩に追い抜かれていったとしても、
会社が評価してくれない、と不平不満をこぼすようになるかもしれない。
成長していく為には、出来ることを増やすしかない。
出来ることを増やす為には、出来ない(やったことがない)ことに挑戦するしかない。
ひとつ上に上がるには、自分で気づくしかないのだ。
就職活動を終えて入社を楽しみにしている方も、これから就職活動を始める方も、覚えておいて欲しい。
……説教くさくなってしまいましたね。
年を取るとはこういうことなのでしょうか。
皆さん、よい年の取り方をしていきましょうね。
以上、オオサワ創研の伊藤でした。