2018年11月11日 その他

既卒は就職に不利でしょうか?

 

インターン

こんにちは。
オオサワ創研の伊藤です。

今日は「既卒」にからめてお話したいと思います。

既卒とは?

既卒とは、「卒業後に正社員として勤務したことがない者」を指すことがほとんどです。
それに比べて、第二新卒は、「卒業後に一度就職をしたが、1~3年のうちに離職した者」を指します。

違いは、就業経験があるかないか、いです。

既卒であれ第二新卒であれ、卒業後または離職後にアルバイトをしていれば、
まとめてフリーターのくくりになります。
つまり、既卒でもあり、フリーターでもあるということになります。

既卒は就職に不利か?

新卒戦線で採用が充足しなかった企業や、人手不足になっている企業は、
第二新卒・既卒問わず応募を欲していると思います。

春夏は、新卒に混じって応募するのもアリだと思いますが、
バタバタしている中ではゆっくりと見てもらえるかは分かりません。
落ち着いてきている秋以降であれば、応募から面接につながりやすいでしょう。

既卒は、就職していない期間をどうしても注視されがちで、
なおかつ、新卒や中途の強みとも比較されるなかなか難しい立場であることは間違いないです。

だからといって人生終了してしまうほど絶望しなくても大丈夫だと思います。

呉市にもそういう募集をしている企業は見つかると思います。

マイナビの就職活動に関する調査から。

さて、マイナビ既卒者の就職活動に関する調査の結果を拝見し、気になったことをまとめてみたいと思います。

https://www.mynavi.jp/news/2018/10/post_18252.html

※これは、第二新卒も含まれた調査になっていると思います。

卒業して就職活動を継続している事情

就職活動継続中の半数が、退職もしくは仕事しながら就職活動をしているとのことです。

その中で気になったのは、
志望度の高い業界・企業への夢を捨てられなかった 9.0%

第二志望以降で妥協してしまった方は、
「ホントはあの企業に行きたかったのに……」
という後悔を胸に抱え続けたまま仕事をしてしまいます。
入社したこの企業で頑張ろうと、スパーンと気持ちを切り替えられれば楽なんでしょうが、
そうも簡単ではないですよね。

インターンについて

在学中または卒業後にインターンに参加したことがない人が66%を占めていました。

インターンを活用できていない人が就職できていない、と見るのは穿ちすぎだと思いますが。
ですが、企業の中で仕事を体験することは、自分が仕事をしているイメージを想像することにつながります。
特に在学中にアルバイトの経験がない人は、働くイメージが曖昧なままです。
経験がないのに「一生懸命働きます!」って叫んでも、働く覚悟が相手企業に伝わるでしょうか。

私は、就職前に1週間ほど研修がありました。
アルバイトをほとんどしてこなかった私は、その時が始めてのお仕事でした。

やっぱり緊張しましたね。
朝礼から参加し、定時まで社員の方に混じって、課題に取り組んだり、先輩から教えてもらったり。

研修の一週間は長かったようでもあっという間だったようでもありました。
報告・連絡・相談を例に挙げても、どのタイミングでどんな内容を伝えれば良いのか、など失敗ばかりでした。
働くってこんなに毎日大変なんだ、と心の中では冷や汗だらだらでしたね。

ですが、その研修のおかげで、翌春には少しだけ覚悟した上で仕事に向かえました。

そんな経験もあるため、私は新卒であれ既卒であれ、
インターンシップや事前研修などに参加することをオススメしています。

新卒ほど目に見えて期限に追いたてられるわけではない既卒は、
実践的なインターンシップに参加して会社にアピールするのも良い手だと思います。

以上、オオサワ創研の伊藤でした。