こんにちは。
オオサワ創研の伊藤です。
経団連は2021年春に入社する学生から、採用活動の解禁時期などの見直し
にむけた検討に入る、との記事を日経新聞に見かけました。
就活面接 3月解禁検討
日経新聞2018年3月7日(水)1面
3月に採用活動が解禁された現在大学3年生は、19卒(2019年3月卒業)な
ので、現在大学1年生が2年後に採用活動をする頃に適応されるということ
になります。
これからの採用活動解禁の時期
4月から8月、そして6月へと色々と移り変わってきましたが、今回の結果
によっては3月あるいは4月にさかのぼるかもしれません。
それにより、採用活動の時期もずれていくでしょう。
秋採用もあれば、採用活動できる時期がぐんと増えていきます。
学業に影響が少ない、自分に都合の良いタイミングで採用活動が出来るよ
うになるかもしれませんね。
こうして採用活動の時期が早まることにより、
解禁前に企業と接触できるインターンシップがより重要になってくるかも
しれません。
なぜなら、2月の時点で、すでに内定あるいは内々定をもらっている人も
いるからです。
内定状況(2018年2月1日時点)
就職みらい研究所 2月1日時点
https://kanri.rikunabi.com/support2/fv/19/naitei_s19-201802.pdf
内定率4.7%
この数値には内々定も含まれているとはいえ、実に100人に約5人はすでに
就職先の目処がついているということです。
就職解禁は3月なのに、2月の時点で内定が出ているのは何故でしょうか。
就職解禁が3月というのはこれは経団連に加盟している企業が守るべき期
日となっています。
つまり、加盟していない企業にとっては関係のないものであり、
それらの企業にとっては解禁前にこそ、他企業よりも先に学生と接触する
チャンスなのです。
とはいえ、就職活動はまだまだ始まったばかり。
来年就職活動をする方も、インターンシップや、各企業のHPなどを見るこ
とで企業のことを知ることができます。
「段取り八分」という言葉もあります。
仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉。
仕事の段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割完了したも同然であ
るという意味。
就職活動の準備も、早めに進めておくと吉ですね。
ちなみに、3月1日の時点では、8%の学生が内定もらっているそうです。
日経新聞の記事
以上、オオサワ創研の伊藤でした。