2018年1月14日 その他

昇進していくのは男性ばかり?【男女雇用機会均等法】

 

 

面接企業側

こんにちは。
株式会社オオサワ創研の伊藤です。

ある日、書類を作るためにPCに向かっていたあなたは、店長に呼び出されます。
仕事で失敗をしたかな?と戦々恐々としながら会議室に向かうあなた。
そこで店長から切り出されたのは、新店舗出店の計画でした。
すごいですね!と喜ぶあなたに、店長は更に言葉を続けます。

「新店舗の店長を誰にしようか考えていてね。
君もその候補のひとりなんだが、店長になってみたいと思うかい?」

なんと、新店舗の店長にならないかという打診です。

さて、あなたはどう答えますか?

 

自分の中の優先度

昇進することによって、あなたの生活は変わっていきます。
給料もあがるでしょうが、職責や取り扱うべき仕事も増えます。
部下を管理するというマネージメント能力も必要になってくるでしょう。

昇進したい人もいればしたくない人もいます。
男性女性に限らず、人それぞれです。

仕事第一の人であれば、やります!と即答するかもしれませんし、
プライベートを優先させたい方であれば、遠慮しますと答えるかもしれません。

どちらが正解というわけではないと思いますが、
きっと自分の中の優先度に従っての答えでしょう。

忙しい毎日の中ではありますが、自分の優先度を確認しておきましょう。

 

男女雇用機会均等法について

男女ビジネスマン

今日は、「男女雇用機会均等法」について触れてみようと思います。

1985年に制定され、翌86年に施工されました。
97年に一部改正されるなど、時代に合わせて内容も修正されてきています。

募集や採用、昇進、福利厚生など職場における男女の取扱いで、

「女性だから」「男性だから」という理由で差をつけないようにすることが目的ですね。

ここで気をつけないといけないのは、管理者に占める割合が少ないから、女性を登用させよう、という数合わせになってしまってはいけないということ。
法律が推奨しているのは「機会の平等」であり、「結果の平等」ではないのです。

例であげた「あなた」のように機会を与えられるのは、男女どちらでもあるべきなのですが、
結果として男性が店長になり、店長が男性ばかりになる可能性はあるというわけです。

女性管理者の数が少ない企業があっても、こういう理由があるのかもしれませんね。

とはいえ、現在偏りがある職場というのはどうしてもあると思います。
その場合に適用される特例などについて、次回はお話したいと思います。

以上、オオサワ創研の伊藤でした。