2018年1月9日 その他

消費税があがると、就職活動に影響は出るでしょうか。

 

 

増税

こんにちは。
オオサワ創研の伊藤です。

2019年の10月から消費税が10%になるかもしれません。
一般的には、増税後は消費が落ち込むことでしょう(8%のときもそうだったように)
その前に買ってしまえと、かけこみ需要がやってくる可能性はあります。

面接企業側

消費税増税が決定したと仮定すると、就職活動にどんな影響が出るでしょうか?

かけこみ需要時

企業側としては、売上減少を見越して、採用を控えるかもしれません。
今いるメンバーでかけこみ需要も乗り切り、増税後の冷え込みに対処しよう。そう考える企業も少なくないはずです。

学生が就職活動を行ううえで、宿泊費や交通費などの負担が増えることが考えられます。また、新卒採用を控えた企業が多くなれば、少ない椅子の取り合いに、ストレスを感じたり、自信をなくしてしまうかもしれません。

結果が出ない、ということは予想以上にストレスを感じるものです。
自分がダメだから、と自分を責める方向に進むと悪循環から抜け出せなくなります。

育成の面ではどうでしょうか。
かけこみ需要のときは、大忙しであたふたとしてしまうでしょうが、成長するチャンスでもあります。
反面、先輩社員が新人社員まで目が行き届かず、充分な育成が出来ないのではないでしょうか。「見て覚えろ」になってしまっては、放って置かれた新人社員は、なかなか技術が身につかず仕事を任せられない。成長できない自分を責めて退職を選ぶ。
そうなってしまっては、せっかく会社を選んでくれたのに元も子もありませんよね。

消費税増税後

仕事量が落ち込むと思われます。いったん落ち込んでそこから復調していきそうであれば良いのですが、停滞が心配されると新卒採用にも影響が出てきそうです。
採用枠が抑えられるということは、買い手市場に寄っていくのでしょうか。
とはいえ、企業側としても採用できる学生の数が限られるわけですから、より良い学生さんを採用しようと学生さんに負けないぐらい必死になって見極めようとしているかもしれません。マッチングがしっかり出来るのは良い点かもしれません。

育成の面でもメリットとして、人数が仕事量より多くなることにより、余裕も生まれ、じっくり腰を入れて育成が出来るということがあります。
とはいえ、もてあました社員の数が多い場合はリストラなども行われるかもしれません。

 

可能性

以上のように、消費税増税が決まったと仮定した場合の新卒採用の行く末を考えてみました。
4月から就職活動を始める現在の大学3年生だけではなく、1年生2年生が就職活動を始めようとするときにも、まだ影響が残っているかもしれません。

実際にどうなっていくかは分かりませんが、ニュースなどには目を配っていくおくと良いでしょう。

「チャンスをつかむ人は、準備ができている人」
サム・ウォルトンという人の言葉です。大きなチャンスが姿を現すときは、きっと来る。そのとき、それを利用できる準備ができていなければならない。

 

私もチャンスに向けて、準備をしていきたいと思います。
以上、オオサワ創研の伊藤でした。